年間休日とは何なのかをわかりやすく説明しています。年間休日は会社が定める1年間の休日の合計日数のことで、労働基準法が守られていれば、何日設定するかは各会社に委ねられています。そのため、会社ごとに日数が異なるわけですが、厚生労働省の調査によると平均年間休日は115日でした。最低ラインは105日なので、平均年間休日を超えていれば多いほうだといえるでしょう。ここでは気になる2024年の年間休日について日数別にまとめていますので参考にしてください。
そもそも年間休日とは何なのか、正しく理解しているでしょうか。この機会に、改めておさらいしておきましょう。年間休日とは会社ごとに定められている1年間に取得できる休日の合計日数のことです。労働基準法の範囲内で各会社が日数を設定するため、職種によって多少の差があります。平均年間休日は約115日なので、それ以上多ければしっかり休日を取得できる会社だといえます。ただし、すべての休日が年間休日になるわけではありません。有給休暇のように年間休日に含まれないものもあります。
年間休日の日数は会社によって異なりますが、決め方の目安はあるのでしょうか。労働基準法上では105日が最低ラインです。105日は月8~9日程度の休日と労働基準法で定められた最低限の休日を合わせた数です。カレンダー通りの休日(土日祝日)が取得できる場合は年間休日が120日前後になるので、最低ラインとはいえ105日だと少なく感じてしまうでしょう。また、労働時間が短い、変形労働制を採用している、など勤務形態によって105日を下回るケースもありますが、労働基準法に違反しているわけではありません。
2024年の年間休日について日数別にまとめてみました。96日から125日まで様々なパターンを用意したので、休みが足りないと悩んでいる人は自分の休日と比較してみましょう。2024年の土日は104日、祝日は14日なのでカレンダー通りなら年間休日が118日となります。お盆やお正月を加えるとそれ以上になるでしょう。平均年間休日である105日を下回る場合は、完全週休2日ではない、祝日やお盆休み、お正月休みが休日にならない可能性が高いです。